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2024年04月18日

卒業旅行(3)大阪・和歌山 3/15-3/17

卒業旅行(2)奈良 3/12-3/14」の続き。

 奈良を出て、大阪に入りました。高速道路から大阪城が見えました。


 道頓堀を散歩して、たこ焼きとお好み焼きを食べました。すごい人混みで、呆然としました。



 法善寺。水掛不動尊が緑の苔に覆われていました。


 大阪コリアタウン。食品店とK-POPの店が並んでいて、観光客でにぎわっていました。屋台で済州島の郷土料理をいただきました。




 コリアタウンの端に御幸森天神宮という神社がありました。日本語とハングルの両方で書かれた石碑がありました。このあたりは昔から朝鮮半島からの渡来人に縁のある土地だったそうです。

 
 鶴橋商店街まで歩きました。アーケードになっていて、韓国料理店や雑貨店が並んでいました。お惣菜はとても美味しかったです。昔ながらの雰囲気を知るには、コリアタウンより鶴橋商店街のほうがよさそうです。今度は鶴橋商店街を、ゆっくり訪れたいです。

 和歌山へ向かいました。大阪で遊びすぎたので、道成寺も梅干しの里も通り過ぎて、南紀・白浜へ。観光名所の円月島は、やはり存在感が大きかったです。


 アドベンチャーワールドで、パンダに会いました。笹を食べているところも寝ているところも、間近でゆっくり見られました。ものすごく可愛かったです。


 三段壁洞窟。波と風と岩と光のコラボが神秘的でした。熊野水軍が船を隠していた洞窟です。


 洞窟の中には牟婁大弁財天が祀られていました。弁財天像としては日本最大級です。眷族の印鑰童子もいました。苗字が同じなので、よく言われるのですが、ぼくが実物を見たのは初めてでした。


 白浜のホテルの温泉はすばらしくて、いつまでも入っていたいくらいでした。温泉を飲むこともできました。チェックアウトした後は、太平洋を眺める磯風呂に入りました。日本最古の温泉の一つだそうです。

 大阪に戻って、岸和田城を見学しました。



 岸和田だんじり会館。彫刻が細やかでした。体験コーナーで、地元の子どもたちが鳴り物を実演してくれました。



 日本の中には、さまざまな立場、感性、暮らしがあると思いました。少しドライブするだけで気候も世界観も変わるし、街はそこに集まる人によって、ぜんぜん違う雰囲気になります。奈良・大阪・大阪は650キロ以上ドライブしました。10日間で、駆け足の旅行でしたが、楽しかったです。

いんやく りお

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 12:17Comments(0)留学/旅行

2024年04月18日

卒業旅行(2)奈良 3/12-3/14

卒業旅行(1)横浜・東京 3/8-3/11」の続き。

 奈良の山奥の洞川温泉に着いたときは、暗くなっていました。提灯の明かりが幻想的で、「千と千尋」の世界のようでした。350年の歴史がある「行者の宿」に泊まりました。

 

 朝は吹雪いていました。龍泉寺にお参りして、御朱印帳をいただきました。遠くから参拝に来る、熱心な信者さんがいました。天川村では、修験道にゆかりのある寺社をめぐりました。大峰山は現在も女人禁制だそうです。

 

 猪と鹿のジビエ。牡丹鍋とても美味しかったです。中国人の友達にSNSで知らせたら、「確かに、野生の豚のほうが養殖の豚より美味しい」という答えが返ってきて、なるほどと思いました。(中国語では豚肉を「猪肉」といいます)



 奈良市内に下りました。法隆寺に着いたとき、あまりに広くて、門の前で呆然としました。資料館では、一万円札になった「聖徳太子二王子像」の本物を見ました。



 唐招提寺。鑑真ゆかりの寺です。鑑真は「山川異域 風月同天」の漢詩に心を動かされて、沖縄経由で来日しました。


 奈良公園。鹿せんべいがほしくておじぎするのが可愛かったです。



 東大寺の大仏は、衝撃的でした。莫大な資金と労力をかけて巨大な仏像を建立したパワーには、ただ圧倒されました。大仏の建立には、天然痘蔓延という背景があったそうです。東大寺は、何もかも、規模が大きかったです。大きさには力があること、大きさは人を圧倒することを実感しました。


 天川村の修験道の世界観では、巨大で圧倒的なものといえば、自然なのではないかと思います。山を下りて、平地の奈良では、人間が巨大で圧倒的な何かを作ろうとしていたのが印象的でした。

 平城京跡地を通り過ぎて、大阪・和歌山へ。「卒業旅行(3) 大阪・和歌山 3/15-3/17」に続く。

いんやく りお
   

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 12:15Comments(0)留学/旅行

2024年04月18日

卒業旅行(1)横浜・東京 3/8-3/11

 卒業旅行(東京・奈良・大阪・和歌山 3/8-3/17)に行きました。10日間で、中華街、政治と官庁の街、ビジネス街、繁華街、コリアタウン、山村、古都、海辺の温泉地を歩きました。道教寺院、モスク、山寺、奈良の寺を見学して、季節も吹雪から春までありました。「横浜・東京」「奈良」「大阪・和歌山」に分けて、アップロードします。

 最初は、ずっと行きたかった横浜中華街でした。関帝廟と媽祖廟にお参りしました。たくさんの神様がいて、長い線香を順番に1本ずつお供えしました。金紙も燃やしました。風が吹いて金紙が吸い込まれていく様子が面白かったです。おみくじは、三日月の形をした「神筈(しんばえ)」を落として、表と裏が出たら、おみくじを受け取るというものでした。


 中華街は、レストランと占いの店が並んでいました。お店の人が商売上手で、「福」の飾り、龍の置物、獅子のキーホルダーを買いました。街のあちこちでリアルな中国語を聞くことができて、楽しかったです。北京ダック、初めて食べました。おいしかった!


 日本最大のモスク「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」を見学しました。とても美しい建築で、コーランは歌のようでした。




 モスクのそばに、JASRACを発見。隣の「古賀政男音楽博物館」を見学しました。

 国会議事堂を見学して、参議院の赤じゅうたんの上を歩きました。本会議場は思ったより小さかったです。琉球石灰岩が階段に使われていました。庭には各都道府県の木が移植されていて、沖縄の木はソテツでした。





 国会前広場に立って、デモの現場はここか、と思いました。首相官邸のほうまで歩いてタクシーに乗り、霞ヶ関を見学してから銀座に出て、築地本願寺を見学しました。石造りの建物で、シルクロード文化の雰囲気があります。東日本大震災の法要をしていました。

  

 歌舞伎座まで歩きました。歌舞伎を見たかったけど、休演日でした。


 丸の内を散歩して、マンハッタンのようだと思いました。Apple丸の内で遊んで、夕食は丸ビルでした。フカヒレスープと青島ビール、ごちそうさまでした。丸ビルからは夜景がきれいでした。夜景を見ると、小さい頃、入院していたとき、窓から見た景色を思い出します。


 ホテルからは皇居と、その向こうの高層ビル街が見えました。9歳まで東京で暮らしていましたが、都心をじっくり見るのは初めてだったので、とても面白かったです。


羽田空港から関西空港へ。「卒業旅行(2)奈良 3/12-3/14」に続く。
  
いんやく りお


  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 12:08Comments(0)留学/旅行

2024年04月06日

琉球新報「ティータイム」に掲載されました

 ぼくの投稿が琉球新報に掲載されました。弁財天堂での奉納演奏、とても楽しかったです。

 山内昌也先生、ありがとうございました。ひなた、あおり、一緒に演奏してくれてありがとう!

いんやく りお



「先人の思いを継承したい」 

 この春、ぼくは沖縄県立芸術大学を卒業した。琉球芸能専攻は、世界で唯一県立芸大に設置された専攻で、ぼくはその一員となったことを誇りに思う。ぼくは持病があり、コロナ禍でかなり行動制限があった。山内昌也先生をはじめ、先生がたに温かいご配慮をいただき、学友に親切にしてもらって、感謝の言葉が追いつかない。

 卒業を記念して、山内昌也先生のご手配で、ぼくは首里城公園の弁財天堂で学友と奉納演奏させていただいた。弁財天堂は、朝鮮から贈られた高麗版大蔵経を納めるために建立された。弁財天堂を囲む円鑑池は湧水と雨水によって城域一帯をつなぎ、天女橋は中国の駝背橋の様式で、アジアの架け橋を思わせる。隣接する県立芸大のように、弁財天堂も琉球の美学を受け継ぐ場として、折にふれて琉球古典音楽が流れてほしい。

 琉球古典音楽は、琉球国時代の時空を呼び覚まし、過去と現在を交流させるタイムカプセルだと思う。4年前、ぼくは県立芸大入試の実技試験で不思議な体験をした。最初の一音を弾いたとたん、フィルムのようなものが2本、ぼくの周りを回るイメージが浮かび、琉球国時代から戦後までの人々の姿が映し出されたのだ。大学入学後、ぼくは県立芸大の音楽棟のあたりにはかつて高所勘定座があり、御冠船踊りの稽古がおこなわれていたと知った。

 歌三線だからこそ湧き出る、先人の思いがある。琉球国の人々は芸能を外交に生かし、豊かさと平和を築こうとした。ぼくは県立芸大での学びを活かし、微力でも先人の思いを継承したい。

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 18:37Comments(0)テレビ/新聞/ラジオ等琉球古典音楽近況

2024年03月26日

弁財天堂で奉納演奏しました 3/25

 卒業公演として、弁財天堂で琉球古典音楽を奉納演奏しました。すばらしい機会を作ってくださった山内昌也先生、ありがとうございます。あおり、ひなた、どうもありがとう!


 聴きにきて下さった皆さまに、感謝申し上げます。見守ってくださる方々に恵まれていることが、本当にありがたいです。



 弁財天堂は、朝鮮から贈られた大蔵経を納めるために建てられました。アジアとのつながりを感じられるので、大好きな場所です。そのような場所で演奏できて、とても嬉しかったです。



 弁財天堂がこれからも琉球古典音楽が流れ、世界の架け橋となる場所であってほしいと思いました。ありがとうございました。



いんやく りお (弁財天堂/那覇市)

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 18:42Comments(0)琉球古典音楽近況

2024年03月23日

山里節子さん 島袋文子さんと語る会 3/23

 「戦雲」(三上智恵監督)の公開記念に、石垣島から山里節子さん、辺野古から島袋文子さんが招かれて、「語る会」が開かれました。

 ぼくは節子さんに招待されて、試写会に行きました。ぼくが初めて石垣島を訪れたのは6年前で、それから石垣島の姿は少しずつ変わっています。「戦雲」は、八重山群島、宮古諸島の現状を伝えています。それぞれの島に、人々が守りたい大切な暮らしがあります。

 ぼくは節子さんの古謡を聴きに行ったのですが、その後、成り行きでぼくも歌うことになり、とんでもないことになったと思いました。節子さんや皆さんと同じ時間を過ごせたことに、感謝しています。ありがとうございました。



いんやく りお (ゆかるひ/那覇市)  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 23:30Comments(0)出会い

2024年03月23日

レコーディング(嘉陽田朝裕さん、又吉佑衣さん)3/23

 嘉陽田朝裕さん作詞作曲の楽曲の音源制作を担当しました。

 

 又吉佑衣さんのボーカルで、レコーディングにも関わらせていただきました。



 とても楽しかったです。ありがとうございました!


いんやく りお (りおスタジオ/那覇市)

 5年前の同じ日は、平田大一さんとレコーディングしていました。まだ高校生で、1st CDに収録したカバー曲「ダイナミック琉球」のレコーディングでした。偶然で、びっくりです。




  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 23:00Comments(0)出会い音源制作/レコーディング

2024年03月20日

沖縄県立芸術大学を卒業しました


 いろいろなことのあった4年間でした。入学と同時にコロナの自粛生活が始まり、想像と違った学生生活でしたが、想像以上の出会いにも恵まれました。

 在学中は、たくさんの先生がたにサポートしていただきました。山内昌也先生は、ぼくの人生の恩人です。琉球・沖縄の文化を学ぶことができたのは、かけがえのない体験でした。



 同期のみんなとは、対面ではほとんど会えなかったけれど、優しく接してもらい、ありがたかったです。卒業式の後は、謝恩会、送別会に参加しました。ぼくにとって初めての飲み会でした。ものすごく楽しかったです! 琉球芸能専攻のすばらしい仲間の一員になれて、幸せです。



 卒業後は、母の経営する法人の事務を学びながら、マイペースで音楽活動を続けていく予定です。これからもどうぞよろしくお願いします。

いんやく りお




 I graduated from Okinawa Prefectural University of Arts!

 It was a four-year period in which many things happened. As soon as I enrolled the university, I had to begin to self-restraint due to the coronavirus pandemic. My student life was different than I had originally expected, but at the same time, I was blessed with many encounters that I had never imagined.

 During my student life, I was greatly indebted to many teachers. First of all, I would like to express my deep gratitude to Professor Masaya Yamauchi. It was a valuable experience to learn about the culture and spirit of Ryukyu/Okinawa.

 Although I could hardly meet my classmates in person, I am grateful that they were so kind to me. After the graduation ceremony, I attended the thank-you party and farewell party. It was my first drinking party and so much fun! I'm very happy and honored to be a member of Ryukyuan Performing Arts major.

 After graduation, I plan to continue my music career at my own pace while learning about management duties for the corporation my mother runs. Thank you for your continued support.

Rio Inyaku


  
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Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 21:27Comments(0)近況

2024年01月15日

FMレキオ「ラジオの駅」に出演しました 1/15

 FMレキオ「ラジオの駅」に出演しました。(放送 1月15日 21:00〜) 収録では、大学の先輩の猪野屋楓 さんにお会いできて、嬉しかったです。パーソナリティの中村航大 さん、ありがとうございました。


いんやく りお (那覇市/FMレキオ・スタジオ)
  
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Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 23:00Comments(0)テレビ/新聞/ラジオ等

2023年12月23日

「心臓病の子どもを守る会」クリスマスパーティ 12/23

 ぼくは心疾患があり、小さいときからボランティアの方たちにとてもお世話になりました。最近はストレスで声が出にくい状況だったので、少し不安だったのですが、あたたかい雰囲気の中、のびのびと歌うことができました。

 今年は年末になってやっと、それまで言わずに我慢していたことを、言うことができました。表現者としては、自分の心に嘘をつかず、伝えたいことはまっすぐに伝えることが大切だと、実感しました。

 お招きくださった事務局のみなさま、どうもありがとうございました。


いんやく りお

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 23:00Comments(0)ライブレポート

2023年12月21日

ご報告

印鑰智哉氏の講演録『「遺伝子組換え」シリーズ・シンポジウム第2回報告 ~世界での遺伝子組み換え問題の実情と日本~』(2016年6月23日)について、「私はそういう情報を知ってから、食に気を付け、子は元気になっている」という記述と、「自閉症の子を持つ親として」という記述について、文責の「NPO法人農都会議」から当該箇所を削除したという連絡を受けました。

私は自閉症ではありません。
また、私が「食」に気をつけて「元気」になった事実はありません。

私は講演録の差し替えを確認し、智哉氏とは二度とお互いの人生に関わらないことで合意しました。したがって、12月21日の投稿「ご報告」は、非公開とさせていただきます。

ご心配くださった皆さま、どうもありがとうございました。

2024年1月3日(1月5日 訂正) いんやく りお(印鑰理生)


  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 17:59Comments(0)近況

2023年12月10日

MAKING THE BAND – TOGETHER WE GO-GO 11/16, 17, 19 (JST)

 ジョージタウン大学のミュージカルにオンラインで出演しました。リアルタイムのセッションができればいいのですが、いまの技術では遅延の問題があるので、ぼくが「ハリクヤマク」「ひやみかち節」「唐船ドーイ」を演奏した動画に合わせて、後半2曲をバンドがコラボしてくれました。会場は盛り上がったと聞いて、嬉しかったです。


 ミュージカルには、琉球古典舞踊の先生たちがカリフォルニアやハワイから参加して、GO-GOで踊る場面もありました。とても面白かったし、海外に移住しても沖縄の心を伝え続ける人たちがいるのは、すごいと思いました。


 ミュージカルは GO-GOミュージックがテーマでした。GO-GOはワシントンD.C.で生まれたブラック音楽で、コールアンドレスポンスを多用し、ファンク、サルサ、ソウル、ゴスペル、ブルース、ラテン音楽のパーカッションとビートをミックスしています。

 1980年代に麻薬と暴力が問題になり、GO-GOはスケープゴートにされました。クラブはバンドの入場を拒否したり、GO-GOバンドを生んだ学校が音楽教育プログラムを閉鎖せざるをえなくなったりしました。


 2019年、GO-GOのホットスポットだった店舗が、近くの高級マンションの住人の苦情で、GO-GOを流さないようにしたことから、多くのワシントン市民が立ち上がりました。地域が再開発されると、市場価値が上がる一方で、それまでの住民が追い出されたり、文化的多様性が失われたりします。GO-GOは、そういった状況に対する、地元の抵抗の象徴になりました。#DontMuteDC

 Washington Post によると、2020年2月、ワシントンD.C.の市長は、GO-GOをワシントンの公式音楽とする法案に署名しました。現在、GO-GOは、ワシントンの歴史と文化的重要性を表現するだけでなく、雇用を創出し、観光客を誘致し、芸術と創造性を育成することが期待されているそうです。

 さまざまな問題がある中で、地元の文化と尊厳を守ろうとしているのは、アメリカの強さだと思いました。沖縄の音楽にも、共通する可能性があると思います。いつか現地でGO-GOを聴きたいです。貴重な機会をありがとうございました。

いんやく りお (Georgetown University / Washington D.C., online)


I appeared in Georgetown University's musical online. It would be great if we could do a real-time session, but current technology has problems with delays, so the GO-GO band played the latter two songs along with the video of me playing "Hariku-yamaku," "Hiyamikachi Bushi," and "Toshin doi." I was happy to hear that the venue was so lively.

There was also a scene in the musical where Ryukyuan classical dance teachers came from California and Hawaii to perform with GO-GO music. It was very interesting, and I thought it was amazing that Okinawans continue to convey the spirit of Okinawa even after moving overseas.


The theme of the musical was GO-GO music. GO-GO is a form of black music originating in Washington, D.C., with lots of call-and-response and mixes percussion and beats from funk, salsa, soul, gospel, blues, and Latin music.

In the 1980s, drugs and violence became a big problem, and GO-GO was made the scapegoat. Clubs refused to admit bands, and schools that produced GO-GO bands were forced to close their music education programs.


In 2019, many Washingtonians stood up after a store that was a GO-GO hotspot stopped playing GO-GO due to complaints from residents of a nearby luxury apartment complex. When an area is redeveloped, its market value increases, but at the same time traditional residents are forced out and cultural diversity is lost. GO-GO has become a symbol of local resistance to this situation. #DontMuteDC

According to a Washington Post article, in February 2020, the mayor of Washington, D.C., signed a bill making GO-GO the official music of Washington. Today, GO-GO is expected to not only represent Washington's history and cultural significance, but also create jobs, attract tourists, and foster art and creativity.

I believe that America's strength lies in its efforts to protect local culture and dignity amidst various social problems. I think that Okinawan music has something in common in terms of its potential. I want to listen to GO-GO in Washington D.C. someday.  I appreciate this precious experience online. Thank you.

Rio Inyaku





  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 21:19Comments(0)国際イベント海外でのイベントオンラインイベント

2023年11月29日

平敷屋朝敏に感謝するつどい 11/26

 「平敷屋朝敏を語る会」のお誘いで、第2回「平敷屋朝敏に感謝するつどい」に参加しました。ぼくは缶から三線で「ひやみかち節」を演奏しました。


 いただいた資料によると、朝敏は1700年に生まれました。1718年、玉城朝薫の江戸立ちに参加しており、組踊「手水の縁」の作者として知られています。朝敏は1727年から1年ほど平敷屋村に滞在し、タキノークムイ(心字池)を造って、村の水不足を解消しました。朝敏の作品「貧家記」には、領民の生活が和歌とともに描写され、領民へのあたたかい眼差しが見られます。

 朝敏は、1734年、友寄親方安乗などと王府を批判した無記名文書を投じたとされ、15人が安謝で処刑されました。安乗と朝敏は八付、その他は斬首という、琉球史に例を見ない厳罰でしたが、王府の歴史書には記録がなく、資料も残されておらず、事件の真相は現在でも不明だそうです。

 琉球史については、わかっていないことがたくさんあります。それでも、言い伝えなどを掘り起こして、朝敏の名誉回復に努力する人がいるのは、すごいことだと思いました。


いんやく りお(タキノー・平敷屋公園内/うるま市)
  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 21:20Comments(0)出会い

2023年11月23日

九州旅行2023

結風の宴」出演をきっかけに、九州を旅行しました。久しぶりの県外でした。阿蘇は車で走っても走っても海が見えず、九州は広いなあと思いました。福岡・大分・熊本・佐賀・長崎とめぐって、車でいつの間にか県境を越えていることに、わくわくしました。

 別府に着いたら、町のあちこちで湯煙が上がっていました。写真は海地獄で、落ちた牛が溶けたという言い伝えがあるそうです。


 海地獄の隣にありました。真っ赤でした。別府の温泉は50年前の雨水が湧き出しているそうです。


 金鱗湖。朝霧が立ち込めていて幻想的でした。太陽が上るにつれて、靄が晴れていきました。




 旅館の部屋から由布岳がきれいに見えました。神の山と崇められていたのも納得しました。


 湯布院の観光馬車。ベルギーでエビ漁をしていた馬だそうです。与那国馬と比べて巨大で、びっくりしました。ダム建設やバブルなどの開発問題が持ち上がったとき、住民は独自の町おこしをすると決めて、観光馬車もその一部だそうです。


 紅葉がきれいでした。久しぶりに見ました。



 鍋ヶ滝公園。サントリー天然水のCMのロケ地です。滝の裏側に回って、ずっと眺めていました。



 大観峰。阿蘇が大噴火した後のカルデラと外輪山がきれいに見えました。展望台までがんばって歩いてよかったです。



 牧草地を抜けてドライブしました。草千里で馬に乗りました。



 阿蘇中岳。火山活動によっては立入禁止ですが、この日は火口付近まで近づけました。地球は生きていると思いました。



 生まれて初めてフランス料理のコースをいただきました。フォアグラおいしかったです。



 八千代座。山鹿市にある芝居小屋で、国の重要文化財です。天井の広告デザインに圧倒されました。廻り舞台やスッポンなどの仕掛けも見学できて、面白かったです。



 山鹿の提灯。紙で作られています。山鹿提灯まつりも見てみたいです。


 長崎中華街で中華料理を食べました。おいしかったです。


 お土産に大きな提灯と赤い靴下を買いました。次は横浜中華街にも行ってみたいです。



 長崎の平和公園にお参りしました。


 中国や朝鮮出身の犠牲者も多かったそうです。


 その土地だから感じることもあると思いました。これからも、いろいろなところに行って、いろいろなことを感じてみたいです。

いんやく りお

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 11:37Comments(0)留学/旅行

2023年11月18日

もりたけいた「唄者対談」に出演しました 11/17

 もりたけいたくんの「唄者対談」に出演しました。けいたくんは大学の同級生で、オープンキャンパスのときからの知り合いです。沖永良部島の出身で、島の民謡に詳しく、大学で琉球古典音楽を学びながら、民謡やポップスのショート動画の投稿もしています。


 けいたくんとは、大学に入学したらセッションしようと約束して、楽しみにしていました。でも、ぼくはここ数年、外出自粛を続けていたので、対面ではほとんど会えていません。これから外出を増やしていく予定なので、何かできたらいいなと思っています。

 けいたくん、対談に呼んでくれて、どうもありがとう! いつか一緒に何かしようね!

いんやく りお

  

Posted by いんやく りお Rio Inyaku at 17:25Comments(0)近況オンラインイベント